スタッフクロストーク Vol.01/Webエンジニア×Webエンジニア
- intro.
- 業界でも定義があいまいな「フロントエンドエンジニア」。弊社で同職種を担う2人に働き方や仕事への価値観を語ってもらいました。
同じ肩書き。違う働き。
A.I
私たち、名刺の肩書は同じ「フロントエンドエンジニア」だけれど、仕事内容はかなり違うよね。
D.C
そうですね。もはや違う職種と言っていいくらい(笑)
A.I
私なんか特にイメージからかけ離れてるかも。UI/UXデザインもするし、お客様との会議にも出るし、撮影にも立ち会うし。
D.C
エンジニアと言いつつもディレクター寄りですよね。
A.I
うん。はじめはWebデザイナーだったんだけどね。そこからフロントエンドエンジニアに転向して3年くらいやって、今ではさっき言ったみたいな動き方をさせてもらってる。やっぱりお客様の近くで仕事がしたくて。
D.C
A.Iさん、ディレクター的な動きもされていますけれど、ビジュアルデザインの知見もありますよね。一方で僕は、プログラムするほうが得意。だから、僕がロジック部分などを組んで、見た目をA.Iさんに仕上げてもらうって流れが多いですね、最近。
A.I
そうだね。本当は見た目の部分を完璧にしてからシステムを組み込むって流れがいいんだけれど、私があちこち手を広げていることで結果的にそうなってるね(笑)
フロントエンドエンジニアの資質
D.C
でも、同じ職種でありながら分業ができるのって、お互いにコンポーネント指向が根付いているからだと僕は思っていて。UI/UXに強いからこそ、そこまで考えられるというか。
A.I
社内でも浸透してきてるよね。それから、この職種って常に疑問を持って自分で考える力は必須。もう無意識でやってるけれど。
D.C
たとえば、コーディングで組みにくい要素なんかがあったときは、情報設計として破綻しているのかも?って考えるってことですよね。
A.I
そうそう。オブジェクトが変則的に並んでいたりすると、崩れている可能性があるからね。デザイナーさんに差し戻すことだってある。
D.C
より良いものをつくるためにも、自分の意見を伝えることは大切ですよね。僕は大学時代から「違うものは違う」と言ってしまうので、先生によく怒られていました(笑)
A.I
私もそう。だって、言わずにあとから「言っておけばよかった!」ってモヤモヤするのイヤじゃん。今思えば、専門学校の先生は、こんな私でも受け入れてくれると思ってこの会社を紹介してくれたのかも(笑)
自由だから努力できる
A.I
あらためて、会社にはわがまま聞いてもらってるなぁって思うよ。
D.C
やりたいことをやらせてくれる会社ですよね。
A.I
新人でも手を挙げたらやらせてくれるし。
D.C
僕も1年目で「ヘッドレスCMSやりたいです」って言ったら、やらせてもらえました。その流れでJamstack構成を必要とする案件を担当することが増えて。個人的には、今の自分はJamstackエンジニアが一番近いのかな、とは思っています。
A.I
もう、そう言っちゃえばいいじゃん。すごいね。私はヘッドレスCMSでつくれないもん。にしても、ここまで任せてくれる会社ってそうないんじゃないかなぁ。
D.C
僕、S.Tさん(弊社代表兼プロデューサー・アートディレクター)の育成方針が好きで。叱ったり指摘したりするんじゃなくて、自分で気づけるように状況を整えてくれるというか。
A.I
人に合わせて教育してくれるよね。私も1年目、ここが間違っているとか指摘された記憶ないなぁ。S.Tさんに理由を聞いたら「自分で考えて気づいてるだろうから」って。自己肯定感が下がらないような配慮をすごく感じる。
D.C
だからこそ努力しようって思えますよね。自由にやらせてもらえるぶん、みんな陰で努力してる。そのうえで成り立つ自由というか。当たり前ですけど、僕もプライベートで勉強しています。
7って気持ち悪くないですか?
A.I
新しい情報があると、すぐ共有してくれるもんね。
D.C
A.Iさんにすぐ言いますね(笑)
共通言語が多くて感覚も似ているので話しやすいですし。
A.I
感覚が似てるって言うと、奇数が気持ち悪いとか?
D.C
そうです。7とかって気持ち悪くないですか?
A.I
わかる。私は7日生まれで数字としては好きだけど(笑)
D.C
思い込みなんですけどね。素数が気持ち悪いです。
A.I
この話、大丈夫かな?読んでいる人を置き去りにしてない(笑)?
でも、その感覚が分かるくらいコミュニケーションをお互い取っているってことだよね。だからこそ、多くを語らなくても意図を汲み取って仕上げられるってところはある。
嬉しいのは結局、感謝されること
D.C
A.Iさんの仕事のモチベーションってなんですか?
僕はお客様からの感謝が一番うれしいです。「さすが使いやすいですね」とか言われると心がふわーっと温かくなります。
A.I
それはそうだね。私はお客様からの感謝ももちろんだけど、会社の人に信頼されたくて頑張っているようなところがあるかな。たとえば、コーディングしたときにデザイナーさんから「直すトコないよ」って言われると「よっしゃ!」って思う(笑)
D.C
あ、それは分かります。まず、そこのハードルはありますよね。僕もS.Tさんから「D.Cくんはどう思う?」って意見を求められたり、任されたりすると「信頼されているんだ!」ってうれしくなります。
A.I
2年目にして意見を求められるのは本当にすごいと思う。私も頑張らないと…って思うもん。
D.C
いやいやいや(笑)でも、頑張れているのは入社して間もない頃に「30代は20代で決まる。20代のうちに頑張っとけ」って言われた言葉がすごく残っているから。S.Tさんも若くして独立されているので説得力がありますよね。
A.I
私は自分に自信がないタイプだけど、みんなが褒めて支えてくれるから頑張れていると思う。
D.C
A.Iさんのすごいところは、多角的に見て、デザインの意図を汲みながらどんなパスもWebに落とし込むところですね。ほんとにトップレベルだと思っています。
A.I
それは言い過ぎ(笑)
でも、ありがとうございます。
D.C
なんで敬語なんですか(笑)
A.I
あんまり後輩だと思っていないというか。すごく優秀だから後輩感がない。
D.C
僕はめちゃくちゃ先輩だと思っていますけど。
A.I
後輩というより、得意領域が違う同僚に近いかな(笑)
D.C
もし、そうだとしたら、若くしていろいろ任せてくれる会社のおかげです!
この会社をもっと強くしたい
A.I
これはもう大げさでもなんでもなくて、D.Cくんの領域に追いつきたい。できないことがあるってくやしいじゃん。ヘッドレスCMSとか、分からない状態でお願いしている部分も正直あるし。
D.C
ありがとうございます。これ、お互いを褒め合う会ですか(笑)?
僕は将来的にWebアプリケーションの制作などでモダンフロントエンドの領域を極めたいと思っています。この前、たまたまmicroCMSの求人を見たら年収が1000万円以上で。せっかくなら、そのレベルを目標に頑張りたい。
A.I
うちで実現できるといいよね。
D.C
それが理想ですね。S.Tさんをはじめ、みんなと一緒にこの会社をもっと強くしていきたいです。
A.I
私も。てか、今までこんなこと言ったことなかったから、記事になるの恥ずかしいね(笑)
About Us
A.I
ディレクター
...かと思いきやコンテンツ企画、UI/UXデザイン、コーディングをしているなんでも屋さん。モットーは、「人に喜んでもらうために頑張る」。自分が好きなものに対して「なぜ好きなのか」を考察するのが趣味なアイドルおたく。
D.C
フロントエンドエンジニア
Webサイトの構築はもちろん、開発環境の構築、改善や、CMSのAPI設計、最近ではOSSへの貢献にも励んでいる。良いコンテンツを確実にユーザーに届けるためのパフォーマンス改善、ユーザビリティの向上を目指す!